動画編集で画面にゆらゆらと揺れるエフェクトを追加したいときに使えるエフェクト。
もっと凝ったエフェクトに関してはアフターエフェクトなどで制作するのが適していますが、今回はプレミアプロでできる簡単なものを作っていきます。
また作るのが難しい、面倒というかたは無料、有料ありますがAdobeStockなどでテンプレートを探してみると良いかも知れません。
波形ワープ
調整レイヤーを画像または動画の上に追加してエフェクト→ディストーション→波形ワープを追加します。
追加後波形の種類、高さ、幅、方向、速度の数値を変更することで波の見た目に変更を加えることができます。
記事の最初の動画では方向を90°から180°にして縦波から横波にしています。
こちらは極端な例ですが波紋の高さの数値をあげると画面のエッジが影響を受けて後ろの背景が見えてしまいます。
こういった場合にはエフェクトコントロールパネルの固定→すべてのエッジを選択することでエッジ部分はエフェクトの影響を受けないようになります。
タービュレントディスプレイス
こちらもエフェクト→ディストーション→タービュレントディスプレイスを調整レイヤーに適用します。
変形の種類、適用量、サイズ、複雑度などで見た目を調整できます。
デフォルトの設定でも良い感じに揺れては見えるので、そこまでこだわらない方はそのままでもOK。
波形ワープと違いこちらは適用しただけでは画面が歪んだだけなので、キーフレームでアニメーションをさせていく必要があります。
展開のストップウォッチをクリップの開始で押して、終了地点で720°を入力します。
終了の数値は揺れる速さに影響するので、好みの速さにいじってもらって構いません。
こちらのエフェクトも注意として適用量の数値を上げすぎると後ろの背景が見えるくらい歪んでしまうので注意が必要です。
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